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住宅ローン金利タイプ

住宅ローンの金利タイプには主に『変動金利型』『固定金利型』『固定金利期間選択型』3つのタイプがあります。これらの金利タイプの選択は、ライフプランやリスク許容度に大きく依存します。例えば、安定した返済を重視するなら固定金利型、金利が低い時期を活用したいなら変動金利型が適しているかもしれません。あなたはどのタイプ?それぞれの特徴やメリットデメリットを見てみましょう。

◆変動金利型

【特徴】
市場金利に応じて半年ごとに金利が見直されます。返済額の変更は5年ごとに行われることが一般的です。今後の金利動向によって変動が生じますが、借入金額と返済予定年数次第では変動金利が向いている場合も多くあります。
【メリット】
・何と言っても他の金利タイプに比べて金利が低い!これが最大のメリットです。
・金利が下がれば返済額も減少
繰り上げ返済の手数料無料が多い為、当初35年予定でローンを組んだ場合でも臨時収入等で少しずつこまめにでも繰り上げ返済を行うことで返済額を減少させる事が可能
【デメリット】
・金利が上昇すると返済額が増えるリスクあり
・将来の返済額が予測しづらい

◆固定金利型

固定金利型の特徴

借入時の金利が返済期間中ずっと変わらないタイプです。今後の金利動向を気にすることなく返済期間中は同一金利が適用されます。

固定金利理型のメリット

金利上昇のリスクがない!これが最大のメリットです。
毎月の返済額が一定で返済計画が立てやすい為、今後の生活についても計画が立てやすい。

固定金利型のデメリット

・変動金利型よりも金利が高い
・金利が下がっても返済額は変わらない

◆固定金利期間選択型

【特徴】
一定期間(例: 5年、10年など)は金利が固定され、その後は変動金利型や再度固定金利を選択できます。
【メリット】
・固定期間中は返済額が一定で安心
・固定期間終了後に金利タイプを選び直せる柔軟性がある
【デメリット】
・固定期間終了後に金利が上昇する可能性がある
・固定期間が長いほど金利が高くなる

住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の現状

・2025年3月現在、変動金利は依然として低水準を維持していますが、固定金利(特にフラット35などの長期固定金利)は上昇傾向にあります。とは言え変動金利も2025年1月より金利の上昇がみられています。

金利上昇の背景

・日銀の金融政策変更や、マイナス金利解除が大きく影響
・長期金利は「新発10年物国債」の利回りに連動しており、これが上昇しているため、固定金利が引き上げられている一因となっています。

将来の見通し

では将来の見通しはというと・・・。
金利の上昇が続く可能性が高く、固定金利を選ぶか変動金利を選ぶかは慎重に検討する必要があります。2026年2月から2024年3月まで続いていたマイナス金利も終わりをつげ、現在は物価上昇、賃金改定を背景に金利の上昇が見込まれいます。これから新たに住宅ローンを組もうと考えている方はもとより、現在変動金利型で恩恵を受けていた方も借り換え等の検討を進めるべきタイミングに来ています。

金融機関比較

最新住宅ローン金利比較

毎月最新の住宅ローン比較を記事で紹介していますので、参考にして下さい。

全体的な考え方

まずはご自身の生活プランに合わせ、ベストな選択肢を選んでいくことが重要です。
金利だけではなく、団信の充実も重要な検討ポイントとして考慮しましょう。
基本的に団信は住宅ローンを組んだ際しか加入できず、多くの場合途中加入をする事は出来ません。最近ではガン団信も充実しており、現在では0.1%~0.2%の金利上乗せで加入することが出来ます。借入金にもよりますが、月1,500円程度から充実したプランがありますので、是非合わせて検討されることをお勧めします。

金利タイプ選択のポイント

・固定金利:将来の金利上昇を心配したくない人、計画的な返済を行うことで生活プランを安定させる事を希望する方に適しています。
・変動金利:短期間での返済を予定している方、繰り上げ返済を積極的に検討している方など、金利上昇リスクに対応できる方に適しています。

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